8月の末、農業大学校の学生さんが4回目、今期最後の実習に来てくれました。ちょうどすだちの収穫期。山神果樹薬草園の農園には134本のすだちの木があります。丸ごと皮削り(R)で精油と果汁の抽出をするため、10本だけ残して、ほかすべての木から果実を収穫しました(10本になった実はジャム用に完熟させます)。すだちの収穫は学校でもしているそうで、慣れた手つきで作業が進みます。「イチゴのように扱いなさい」という先生の教えどおり、とても上手にやさしくそっと、収穫してくれました。最後の実習、私たちも寂しさひとしおですが、学生さんたちが大きくはばたかれることを願ってやみません。